資料集め
まずはやっぱり資料集めから…。つっても今回のはスチルはゼロ、海外のサイトにも全くありません。
それでひたすら画撮に励みます。
プロジェクターの投影画撮で色はあせ気味ですが、形は解ります。
右ハンドルの2シーター、フェンダーカバーは直線。エンジン部分とコックピットの間に板状の間仕切りあり。色はクリーム色。
華奢で美しくて、まさにトゥルーリーのイメージにピッタリの名車ですね。
車種の特定
クラシックカーの車種には疎いので、写真からだけでは全然解りません。
いろいろ調べてみたところ全体のイメージは、T型フォードのこのタイプに近いようです。
ただこれもコックピット回りは全然違うんですよね。ただフォードはアメ車なのではたしてイギリス映画である『チキチキバンバン』が使うかはビミョーなところです(笑)。
実際イギリスではフォードより、その英国版とでも言うべきこちらのモーリスの方が売れ行きはよかったようですから…。
でもまぁ、この写真のタイプは違いますね。ちょっとゴツすぎます…。
ちょうど、こちらのルノーくらいの華奢なイメージですが、シャーシはともかくボディーは全然違いますね。
それで、T型フォードをベースとしてミニカーを捜していたんですが……。
なかなか見つからないのは前に書いたとおりです。そして、そんなことをしてる間に…
こんな写真を見つけてしまいました。これはロールスロイスで4シーターだからその物ではないですが、フロント部分と間仕切り板、さらにそれに付いているライト、右サイドに付いてる予備のタイヤとその付け方まで、全く同じじゃないですか! つうことはCUB1ってロールスなの? 確かに安物アメ車のT型フォードよりは遙かに英国の大金持ちのお嬢さんにふさわしい車なんですが…。新たな謎の登場です…_| ̄|○ 。
で、ロールスルイスでミニカーを検索したところ…
ありました!
1907 ロールスロイス シルバークーペ
ブツがデイズゴーンという安物のミニカーなんでディテールは甘いですが、ほぼ間違いないでしょう。
色もおあつらえ向きにクリーム色だし…
あとはこの現物をナントカして手に入れなくては…。
で、で、手に入れました!
またしてもイキナリ完成で申し訳ないですが、結局、フロントのグリルを切って、シートの出っ張りを削り、それから、シートの後ろにある用途不明の棒状の器具を取り付けて、あとはリペイントしただけなんですよ。
で、トゥルーリー乗せて完成。ややオーバースケールなんだけど、まっカタいことは言いッコなしってことで(笑)。
ナンバーの文字がヘロってるのは見逃してくれぃ!
一応、2面写真。後ろは明らかに切りつめてあるんですが、ミニカーを切るのは骨なんでそれは諦めました。
結局、車種を特定してしまえばすぐでしたね。
パラゴンパンサーにロールスロイス、なんとも贅沢な世界じゃないですか!
全体写真も更新です。だんだんにぎやかになってきました!(笑)