ラジオとキャンディーズ

GO!GO!キャンディーズ

「GO!GO!キャンディーズ」1976年6月20日~1978年4月2日

「ランです。今は水色の季節。朝霧の中であなたの来るのを待ってます」
「ミキです。今は恋の季節。新しい恋が夏に向かっておおきくはばたいてくれるでしょう」
「スーです。今は食欲の季節。一年中食欲と闘っています・・・何言わせンのよ!」

のセリフでスタート。

キャンディーズはテレビの他にラジオでもいくつかのレギュラー番組を持っていました。その中でも代表的なのが文化放送の「GO!GO!キャンディーズ」ですね。

これは毎週日曜お昼からの30分番組で、1976年6月から約2年間放送されました。「愛の名作劇場」のコーナーでは毎回珍妙な配役のラジオドラマ(?)で笑わせました。「大奥マル秘物語」「ハナ紙家の一族」などの名作(迷作?)も生まれました。3人の語りがもうハチャメチャ。「年増!」「エグレ!」「ドラムカン!」「離れ目!」などの自虐ギャグも爆裂(笑)。(それぞれ誰のことかわかる?)

アナウンサーズなる3人組も登場(吉田照美、長尾久昭、出川有)。キャンディーズの下僕として(笑)番組を盛り上げました。 「宛先音頭」や「宛先ロック」なる曲が生まれたり、長尾アナとミキの不倫疑惑も勃発(笑)。数々のギャグもこの番組から生まれました。 その他、3人のポエムのコーナーやリスナーのハガキに答える「ハガキでポーズ」等、まさにキャンディーズの魅力満載の番組だったのです。

もう一方の雄が日本短波放送の「キャンディーズ情報局」。同局の人気アナウンサー・大橋照子とタッグを組んで人気を博しました。ミキ会長、大橋照子副会長なる「エグレの会」や「餃子の会」「鳩胸出っ尻の会」などの珍企画でおおいに盛り上がりました。

残念ながら・・・

とご紹介してみましたが、実はおいらは一度も聴いたことはないのです。もともとラジオはあまり聴かない方でしたし、それ以前にその頃はラジオを持っていませんでした(^^;。おいらがラジカセなるモノを買ってもらったのはキャンディーズ解散から1年後くらいです(中3の頃)。聴きたかったなぁ、残念!

そんなおいらですが、当時の放送を知る手がかりになる資料がいくつかあります。まず文化放送より出版された「GO!GO!キャンディーズ」の本です。放送開始から1年後に出されたこの本には番組のエッセンスが凝縮されております。読んでいて大笑いしてしまいました。本で読んでこれだけ楽しいのだから、実際の放送を聴いたら何十倍も面白かったでしょうねー。当時聴けた方々が羨ましいです。

あとは04年に発売されたCDボックス「キャンディーズ・プレミアム」です。こちらになんと「宛先ロック」や「宛先マンボ」、3人のポエムの朗読まで収録されてます。これで当時の放送の断片を体感することが出来ました。

ラジオというのはテレビよりもタレントやアーティストを身近に感じられる媒体です。ラジオのDJがキッカケで人気の出たアーティストもたくさんいますよね。きっとキャンディーズもこういったラジオ番組を通じてファンの幅を広げていったのでしょう。

通りすぎる夜に

”キャンディーズ”ではないのですが、関連するものとして唯一聴いていた番組が「伊藤蘭 通りすぎる夜に」です。ニッポン放送で、毎週月~金の深夜、10分間の番組でした。放送開始は1980年4月ですから復帰してすぐくらいに 始まったことになるのでしょうか。2年間くらいやっていたと思います。

短い番組です。曲も流してましたから、実際にランちゃんがしゃべっていたのは5,6分でしょうか。キャンディーズ時代とはまったく違う、淡々とした静かな語り口で、ポエムを詠んだり、ちょっとした街ネタ や身の回りの出来事などを紹介したりしてました。

正直に言って内容としてはあまり面白いという印象はありませんでした(^^;。でもランちゃんの声が聞けるのが嬉しくて、毎晩聞いてましたね。録音もしてたんですが、長い年月さすがにもうテープは紛失してしまいました。

決め台詞っていうんでしょうか、放送の最後に必ず「それじゃあ、また!」と言って終わるのが印象に残ってます。

余談ですが、おいら、友人などに出す手紙やメールの文末に「それでは、また」と書き添えることが多いのですが、その語源は実はここにあるのでございます。おおっ、衝撃の真実!(アホか)

当時マネして始めたことですが、未だに習慣として残っているんです。キャン・ファンだった名残がこんなところにも残っているなんて、我がことながら感慨深いものがあります。