多作なキャンディーズ

キャンディーズの活動で特筆すべき点としてライブの多さ、ファンの集いの多さなどを語ってきましたが、もうひとつこれはすごいなと思っていることがあります。

それは楽曲の多さ。

だいたいアイドル系の歌手の場合、3ヶ月に1枚のペースでシングルを発売します。キャンディーズも例に漏れず年4枚ずつシングルを出していまして、これはまあ普通ですね。

しかし恐るべきは、シングルと同じペースでアルバムも発売していること。

CDボックス『キャンディーズ・プレミアム』には180曲以上の楽曲が収録されています(ライブ録音・カラオケ等は含まず)。この『キャンディーズ・プレミアム』にはキャンディーズの発表したほぼ全曲が収められているそうですが、それでも何曲か収録漏れがあるようですし、またレコーディングはしたけれどボツになった曲(レコード化されなかった曲)もけっこうあるはずですから、実際はもっと多かったことでしょう。

これによって計算すればキャンディーズは毎年40曲以上のレコーディングをしていたことになります。他のアイドルがどのくらいの曲を出していたのか平均値はわかりませんが、これはかなり多いのではないでしょうか。

例えばデビューから最初の5年間に注目すると、南沙織が発表した楽曲数は概算で150曲(年平均30曲)。松田聖子は約100曲(同20曲)。中森明菜約110曲(同22曲)。本田美奈子約90曲(同18曲)。Wink約120曲(同24曲)。伊藤麻衣子約50曲(同10曲)。河合奈保子約150曲(同30曲)。

※主にファンサイトでざっと調べた数字なので必ずしも正確かは保証外です(^^;

こうして比べてみてもやはりキャンディーズはかなり多い方だったといえるでしょう。この他にもCMソングなんていうのもあります。これだってレコーディングされたのは10や20ではないはずです。

現実的に考えますとこれは事務所とレコード会社の販売戦略の結果であって、必ずしも本人たちが望んだことではないかもしれません。

でも例えば『春一番』がシングルカットされる際、本人たちの希望でアレンジを変えてレコーディングし直したという話もありますし、実際にこれだけの数をこなした3人のプロ根性を見た気がします。

なによりもファンにとって、これだけのたくさんの遺産が残されているということは非常に嬉しいことですね(^^)。