キャンディーズの多忙さにまつわるエピソード

平均睡眠時間

2年間の限定で再結成していたピンクレディーがSMAP・中居くんの司会する番組に出演しているのを見ました。当時の平均睡眠時間が3時間程度、それも移動中の仮眠も含めてだという話を聞いて中居くんはビックリしてました。

現代のトップアイドル・SMAPのメンバーさえ驚くピンクレディーの睡眠時間。最近ではプロダクションもアイドルの健康管理を大切に考えるようになってきたので、昔のように寝不足でフラフラになりながら現場入りするなんてことは少なくなったそうですが、それでもSMAPですからねー。いかにピンクレディーのスケジュールがハードだったかがわかります。

当然ながらそのピンクレディーと人気を二分していたキャンディーズも同様のハードスケジュールで、やはり平均睡眠時間は3~4時間程度だったといいます。

ちなみにピョン助の平日の平均睡眠時間もそのくらいですが、それは別に仕事のせいではなく趣味に時間を割いているからであり、土日にはたっぷり寝溜めもしてますからね(笑)。とうてい彼女たちの忙しさとは比べものになりません。

テレビにラジオにたくさんのレギュラーを抱え、また当時はたくさんあった歌番組にも常連のように出演していたキャンディーズ。さらに年間100本近いライブで全国を回っていました。食事をするヒマさえなく、ラジオの本番中、1人がしゃべっている間に他の2人がおにぎりをパクつく・・・なんて光景も日常茶飯事だったようです。その忙しさは想像を絶するものがあります。

深夜のレコーディング

更にキャンディーズは前回のコラム「多作なキャンディーズ」で見たように、他のアイドルに抜きんでてたくさんの楽曲を発表してきました。このレコーディングに費やす時間も半端ではなかったはずです。

アイドルですから基本的にはボーカル録りだけで、アーティストのようにオケ録りからミックスダウンまで立ち会うということは無かったと思われますが、それでも年間40曲以上をレコーディングするというのは大変なことです。しかも昼間はテレビ・ラジオが目白押し。

結局レコーディングは夜におこなうしかありませんでした。夜10時過ぎにスタジオ入りし、深夜遅くまで唄入れをおこなっていたという3人。また、ライブの稽古も同様に深夜おこなうしかなかったといいます。

「3人で唄っていて、いつの間にか1人いなくなってる。見てみるとスーは寝ちゃってる、あるいはミキは倒れている・・・。そんな状況でしたね」

※松崎澄夫氏(当時のディレクター)談

また、普通レコーディングの時はひとつのスタジオに腰を据えてやるものですが、ツアーと並行してレコーディングをせざるを得なかったキャンディーズの場合、わざわざ東京からツアー先の町までレコーディングスタッフが出張し、ライブ終了後に現地のスタジオで続きの録音をする、なんてこともあったようです。

そんな殺人的スケジュールでも現場では常に笑顔を絶やさず、疲れた顔を見せなかったというラン・スー・ミキの3人。まったく頭の下がる思いですね。