「White Rascals」を作り上げた黒木啓司に単独インタビュー!

映画『HiGH&LOW THE MOVIE 3 / FINAL MISSION』(以下、『HiGH&LOW3』)の出演者インタビュー、第3弾。

『HiGH&LOW THE MOVIE 2 / END OF SKY』(以下、『HiGH&LOW2』)のインタビュー企画でもご登場いただいた、SWORDの「W」=White Rascalsの頭ROCKY(ロッキー)を演じている黒木啓司さんが再登場!

White Rascalsを作っていくにあたっての想いや、長年演じている役についてのこだわりなど、お話をお伺いしました。

Q:黒木さん演じるROCKY率いるWhite Rascalsは大人チームというイメージもあるのですが、真逆な感じともいえる雰囲気の鬼邪高の皆さんは、どんな印象ですか?

黒木啓司(以下、黒木):めっちゃ仲良さそうで、自分の青春時代を思い出すというか、いいですよね。みんな、かっこいいし。

Q:黒木さんの青春時代も鬼邪高風だったんですか?

黒木:うん。大体男だったらああいう感じなんじゃないかな? いろいろなグループがあって、みたいな。

Q:ご自身のWhite Rascalsにも、もちろん思い入れがあると思います。

黒木:そうですね。最初は狂気的なグループにしていきたかったので、ちょっと冷たい感じでは作り上げていったんですけれど、ドラマや映画と重ねてやっていくうちに、人間みをもとめられる部分も出てきたんですよね。

Q:ROCKYのバックボーンを描かれたり、という場面もありました。

黒木:ドラマ(シーズン2)で描いていて、人間みをより出したのがそのときだったんです。そして、『HiGH&LOW2』からゴールデンボンバーさんがいなくなって、新メンバーが追加されて、また新しいWhite Rascalsになりました。

White Rascalsは白一色の軍団なので、皆の気持ちも統一されていたらいいなという考えもありました。セリフでも「White Rascalsは何色にも染まらない」というのがあるので、そういうふうに、ラスカルズを作り上げていきたいなと考えていたんです。

Q:そうして、誰に指示されるでもなく、ご自身でサングラスを持参したりなど、アイデアを出して役に反映していったことは、楽しさにつながったりするんでしょうか?

黒木:当初から、キャラクターは「自由に作っていい」と言われていたので、自由に作らせていただきました。これはファンタジーやリアルであったりと、いろいろな要素が混ざっているんです。

Q:自由度が高い現場のほうが向いていますか?

黒木:そうですね。僕は、あまり縛られているのが好きではないので(笑)。

Q:聞くところによると、『HiGH&LOW THE MOVIE 2 / END OF SKY』(以下、『HiGH&LOW2』)と『HiGH&LOW3』は同時期に撮影されていたとか?

黒木啓司(以下、黒木):そうです。結構ごっちゃになっていました。『HiGH&LOW2』の最初、SWORD地区のリーダーがリングに集まっているシーンがあるじゃないですか? あれとかも最後のほうで撮ったんです。いろいろなものを全部逆算しながら作り上げていったから、演じるほうも大変でした。ROCKYをやりながら金髪にして、もう1回戻して、とか繰り返したり。その間にEXILE THE SECONDのツアーもあったから……。

Q:想像を絶する忙しさですね。

黒木:なので、もう『HiGH&LOW3』の記憶があまりないです(笑)。けど、あのROCKYの衣装を着て、サングラスとかをかけたらROCKYスイッチが入るというか。

Q:ROCKY像は『ナチュラル・ボーン・キラーズ』や『時計じかけのオレンジ』にオマージュを捧げていると以前インタビューで教えていただきましたが、黒木さんは元々シネフィルなんですか?

黒木:いろいろ映画は観ています。中でも、小学校のときに観た『グーニーズ』や『七人の侍』は未だに覚えていますし、それからもたぶん相当観ていると思います。頭の中に入っている感じですね。

Q:印象的な台詞が多いROCKYの中で、特に黒木さんのお気に入りはありますか?

黒木:皆さんに笑っていただけるのは「Party Time」っていう言葉。ほかにもちゃんとした重い言葉もたくさんあるんですが……。

Q:「Party Time」にまつわるエピソードも、いろいろありそうです。

黒木:そうですね、でも実はあれは言うのが難しい。声を小さくして言うのも、ちゃんと計算しているんです。「Party Time」と英語で言うバージョンと、「パーティータイム」とカタカナで言うバージョンの中間を取って発言しているんですよ。声の出し方もギザギザに出していて、言った瞬間に、「ん?今なんて言ったんだろう?」という感じに届かせたいなという思いがあったんです。

最初、台本ではカタカナで「パーティータイム」と書いてあったんですが、自分のなかのROCKYのイメージと異なっていたので、いろいろ試行錯誤して。結果、違和感があるように発言したほうが、その言葉がより立つかなと思って、計算して今のような言い方にしたんです。

Q:そうだったんですね。すごく貴重なお話をありがとうございました。

黒木:いえいえ、ありがとうございました。『HiGH&LOW3』、よろしくお願いします。

出典:HiGH&LOW THE MOVIE 3 / FINAL MISSION