白濱亜嵐にロングインタビュー!「アエイオウ」激しめラブシーンの秘話を語る

EXILE、GENERATIONS from EXILE TRIBE(以下、GENERATIONS)のパフォーマーとして、人気を集める白濱亜嵐さん。

映画『ウタモノガタリ-CINEMA FIGHTERS project-』では、6編のうちの1編『アエイオウ』の主演を白濱さんが務め、若き自衛官・ひかるを演じています。

GENERATIONSの楽曲『何もかもがせつない』からインスパイアされ生まれた物語では、第3次世界大戦の開戦を阻止すべく、特命任務に抜擢されたひかるの姿が、過去と今の映像で綴られます。

白濱さんにインタビューを実施、撮影の裏話を教えていただきました!

Q:心にずっしりとくるような作品でした。白濱さんは、最初に台本を読んだときからイメージは掴めましたか?

白濱亜嵐(以下、白濱):安藤(桃子)監督に会ったとき、この台本の概要が書かれた紙を見せていただいたんですが、正直、最初は理解できませんでした。次にお会いするのが、撮影初日だったので、そのとき台本の内容について、安藤監督と話し合い臨みました。

Q:具体的に、どのようなところを質問されたんですか?

白濱:抽象的なシーンが多かったので、「これってどういうシーンですか?」と事細かに聞きました。「この言葉ってどういう意味なんだろう」とか、「何を伝えたいんだろう」とわからなかった部分がたくさんあったんですけど、安藤監督も「観ている人にそれぞれの捉え方をしてほしいから」とおっしゃっていて。……余計迷いました(笑)。

Q:任せられたところも多かったんですね。結果ひかるをどういう人物と捉えていかれたんでしょう?

白濱:昔から勉強や自分の仕事に対しては真っすぐだけど、そのせいでほかが不器用な男だなと思いました。悪くはないやつだとは思うんですけどね。かなり模索しながら演じている僕に、安藤監督は、毎カット毎カット「こう演じてほしい」と、しっかりと説明してくださいました。

これまで、役は自分ひとりで作りがちだったんですけど、「撮影しながら、こうやって役を作る方法もあるんだ」と学びました。だから、監督と一緒にひかるという人物を作っていった感覚でしたし、その場その場でしっかりと役として生きる、ということを学びました。

Q:印象に残っている台詞はありますか?

白濱:細かくは言えないんですけど、後半のほう……結末までの丸々2ページ、撮影前日に台詞が全部変わったんですよ。

Q:ええ!?

白濱:僕もびっくりでした(笑)。元々の台本にあったラストシーンは、渋谷でマイクを持って、若者たちに叫びながら今の想いをぶちまける、という内容だったんですけど、変更になって今の形になりました。前日の23時に安藤監督が書き換えて、とんでもない長文が送られてきたんです(笑)。かなり驚きましたが、やれるだけやってみよう、と。心にグサグサくる台詞でしたし。

Q:大変な思いはありながらも、撮影は楽しかったですか?

白濱:楽しかったです!高知(※安藤監督の住まい)でオールロケだったので、毎日、毎晩、安藤家とずっと一緒にいたんです(笑)。安藤和津さん(安藤監督の母親)もいらっしゃったりしたので、夜ごはんのときには監督の娘さん、和津さん、奥田(瑛二)さんとご一緒させていただき、安藤家の食事に僕が混ざっているという。完全に安藤家の一員でした(笑)。

Q:奥田さんは本編にも出ていらして、共演されていかがでしたか?

白濱:初対面が衣装合わせだったんですけど、めちゃくちゃ怖かったです……。とにかくオーラがありましたし、お会いした瞬間に背筋が伸びて「ピシッとしなきゃ」という気になりました。けど、すごくフランクな方で、親身になってお芝居のことを一緒に考えてくださいました。砂浜を歩いたりするシーンでは、歩き方をアドバイスしてもらって、「こう歩いたほうが伝わるぞ」と、丁寧に教えていただきました。すごく勉強になりました。

Q:木下あかりさんも初共演でしょうか?

白濱:そうですね。お芝居がとにかく上手で、1シーン、1シーン、すごく印象を残される方というイメージです。

Q:木下さんとのラブシーンは、結構激しめでしたね。

白濱:本当は、あそこまで(のシーン)ではなかったんですけど、安藤監督がその場で「じゃあ、触ってみようか!」と(笑)。そんな感じだったので、「なるほど、この流れで安藤組は進んでいくのか!」と理解しました(笑)。

Q:本作のテーマには「戦争」も含まれています。臨むにあたって、調べたりされましたか?

白濱:戦争のことは、昔からすごく調べていました。というのも、僕、元々軍事オタクというか、この仕事をしていなかったら、本当に自衛官になりたかったと思うくらい、防衛大学に行くのが夢で憧れていたんです。だから改めて調べ直すというよりも……、という感じでした。

Q:自衛隊員の生々しい姿を映し出していますが、何か感じるところもありますか?

白濱:僕は実際に自衛隊員にはなっていないので、お芝居なので想像するしかないんですが、そのことは考えました。奥田さんからも「こうなったとき、自衛官はどういう気持ちになるんだろうな?普通の20代の兵隊が、トップの人に呼び出されて極秘任務を行うのは、本当にあり得ないことだと思うけど、実際に起こったらどうするんだろうね?」という問いかけをもらったんです。正直、僕は答えが出なくて…。演じさせてもらいましたが、未だにどういう感じなのか、という明確な答えは出ていません。

インタビューは後編に続きます。